You are my light

八乙女光くんを応援しています

アラサー鬼女がジャニオタに ⑧懲りずに…編


2013年は演技する光くんを至近距離で見れて、その数日後にはRWMが発売されて、本当に最高の年末を迎えました。

そして年が明けて2014年はダークシステムのオンエアが始まる!なんて未来は明るいんだ!!

ダークシステム関連で、もう一つ嬉しかったのは、主題歌Ainoarikaがシングルリリースされたことです。
深夜ドラマだし、RWMが発売されたばかりだったし、主題歌はBESTの過去曲から使い回されるんだろうと思っていたので、まさかこんな短期間でもう一枚シングルを出してもらえるとは本当に思いもよりませんでした。
RWMが2013.12.25発売で、Ainoarikaが2014.2.5発売だったので、その間1カ月ちょっと。JUMPのシングルリリースの間隔では最短でした。
もうこれは、光くんへのご褒美だと、勝手に確信していました。事務所も今迄の光くんの頑張りを認めてくれているんだ!と。

一方で私は、エキストラに参加してから、改めて茶の間オタとして光くんを愛でていこうという決意が固まったので、2014年になっても相変わらずFCには入っていませんでした。

しかし、そんな時に舞い込んできた嬉しい知らせが、主演舞台殺風景でした。
2013年の東京ドームで「もう現場はいい」、DSエキストラ参加で「光くんはやはり”実在する偶像”だ」と結論を出し、茶の間オタへの道を進もうとしていた自分ですが、さすがに光くんの主演舞台となれば話は別です。

生で見たい。
(というか、茶の間では見れない。)

しかも、ジャニーズの舞台ではない事が、ますます魅力的でした。
アラサーの自分が若いJUMPファンに紛れるのにはかなりの抵抗感があったけど、外部の舞台なら、JUMPファン以外の人も観に来るから、むしろそっち側の人のフリをして観劇すればいい。ただ心配なのは、一般発売でチケットが取れるのかどうか…。


ちょっと話は逸れますが、2014年は改めて、八乙女光 激推されイヤーだったなぁと思います。
主演ドラマダークシステム、大ちゃんと一緒にヒルナンデスレギュラー、主演舞台殺風景、アルバムsmartでの作詞作曲活動、この年の光くんは本当に色んなジャンルで、その素晴らしい才能を如何なく発揮してくれました。
私が八乙女担だから思うだけかもしれないですが、光くんへの仕事のチャンスって、本当に偏りなく、実力に見合うように与えられてるなぁって気がしています。
というより光くんは、与えられた仕事、与えられた役割を全うできるように、ちゃんと努力して成長していける人なんですよね。
もともとのセンスや才能もあるけど、私は光くんの、仕事に対して努力を惜しまないその姿勢が大好きです。
2014年は特に、光くんのその真面目さや実直さが伝わってきた一年でした。


さて、話を殺風景に戻す前に、2014年春には、個人的な一大事がありました。

なんと、光くんがゲスト出演するラジオ番組、ジャパモンの観覧が当たったのです!
渋谷スペイン坂スタジオで公開放送で、生の光くんを見れるチャンス。本当に軽い気持ちで、どうせ当たるわけないけど、観覧日は土曜日だし、とりあえず応募だけはしてみるかなぁ、くらいの感じでしたが、幸福の当選ハガキは突然ポストに舞い込んできました。

2014年4月26日
久しぶりに降り立った渋谷でした。
生の光くんに会えるのは嬉しかったけど、また若いJUMPファンの中に紛れ込まなければいけないと思うと、昨年の東京ドームの時の居心地の悪さを思い出しました。
放送時間の30分前にスペイン坂スタジオ前に集合ということでしたが、1時間前くらいには到着して、時間まで周辺のお店でウィンドウショッピングをしていました。全く商品なんて上の空でしたが。
30分前になってスタジオ前に行くと、若い子たちがワラワラと列を作っていました。スタッフさんの指示に従って当選ハガキに書かれた整理番号順にパルコの壁際に沿って並びました。
やっぱり若い子多いなぁ。みんな20歳前後くらいかなぁ。「あのおばさん、いい歳して光くんのファンなんだ〜」とか、内心思われてるんじゃないかな…。いや、でも私が光くんのファンとは限らないし。ホラン千秋さんを見に来たおばさんかもしれないじゃん。待ち時間の間、心の中で勝手な被害妄想と戦っていました。
観覧前に写真付きの身分証明証で本人確認をされるのですが、みんなが学生証を見せる中、運転免許証を出す自分も、何だかものすごく恥ずかしかったな…笑

観覧は入れ替え制で、1度に20人くらいが観覧スペースに入って、5分くらいで交代していく感じでした。
スペイン坂スタジオは歩道に面してガラス張りのブースで、日頃はブース内が丸見えになってるんですが、この日は、ブースと歩道の間がシャッターカーテンみたいなもので仕切られて、そのシャッター内が観覧スペースになっていました。
観覧の順番が来て、シャッターの内側に入り、私は目立たないように、一番端でこっそり光くんを見ていました。ブース前に2列くらいで観覧しましたが、1列目の人達がちゃんと腰を屈めてくれたので、2列目にいる私もしっかり光くんを見る事が出来ました。しかもかなりの至近距離でした。
私の立っていた位置は光くんの座っている位置よりも右側の後方だったので、光くんの斜め後ろからの横顔、マイクのオンオフを動かす手元や台本をめくる手元を観察していました。
光くんを目の前にすると、本当にストーカーみたいになる自分が改めて気持ち悪いですが…。
私が観覧スペースにいる間に、曲紹介になりました。曲がかかっている間、光くんは観覧に来たファン達に手を振りながら会釈をしてくれました。本当に礼儀正しい良い子。この時、光くんは観覧者の端から端まで見てくれて、一番端にいた私にもきちんと目を合わせて会釈してくれました。
まさしく、片想いしている人と目が合ってドキッ♡とする感覚。学生時代以来に感じるトキメキでした。
私は光くんを、どちらかと言うと親目線で応援しているので(子どもいないけど)、若い子が言う「リア恋」って感覚を光くんに感じることは無いと思っていましたが、目があった瞬間は完全に恋している感覚でした。
でも同時に、あぁやっぱり、こんなおばさんが観覧しててすみません…という羞恥心も湧いてきました。
懲りずに現場に行っては、何度も何度も繰り返し感じる葛藤。
やっぱりフロントは若いファンの子に任せて、私は、枯れ葉も山のにぎわい的な感じで光くんのファンの母数を増やすことに貢献できれば、それが理想的だなぁ。
光くんと目が合った瞬間を思い出しては、ニヤつきながら、観覧の帰り道、私は自分の今後のファンとしてのスタンスを考えていました。

アラサー鬼女がジャニオタに ⑦ダークシステム後編


2013年12月17日
一応結婚式の参列者ということで、美容院で髪を巻いてもらい、都内の自宅から、車で1時間半かけて茨城県古河市に向かいました。

因みにこの時点でも、まだ私はFCには入っておらず、八乙女担の友達もおらず、というかジャニオタの友達すらいなかったので、エキストラがどんな感じなのかも全く何も分からず、考え出すと色々不安が出てきましたが、ただひたすら光くんに会いたいという気持ちで車を飛ばしました。

エキストラの女性は、光くんファンorJUMPファンだと思われる20代前後の女性達(私も当時はギリギリ29歳でした)と、色々なエキストラに参加している常連の方達という2パターンいたと思います。女性は全員で30人くらいだったかな?
受付を済ませてソワソワしていると、よく一緒にエキストラに参加しているという女性2人組が「八乙女くんが好きなの?」とフレンドリーに話しかけてくれました。美容院で髪をセットして、綺麗めワンピースを来て、ファンじゃないとは言えないような気合い十分な格好をしていた私ですが、「好き」という言葉は何だか気恥ずかしくて「好きというか、応援してます…」と答えました…笑
結局、他の光くんファンに交じって、自分も八乙女担と名乗る勇気はその当時の私には無くて、エキストラの常連さん達と行動させてもらうことにしました。それに光くんファンは、多分友達同士で参加している子がほとんどだったのかな、思います。

結婚式場のチャペルでは、新婦側の参列者席の前から5列目くらいの端っこの席に座りました。(その後カットごとに2回くらい座席移動がありましたが)
光くんとティナちゃんがチャペルに入ってきたときは、ただただ感動しました。
こんなに近くで光くんを見れるなんて!と心の中では大興奮でしたが、撮影の邪魔にだけはならないようにと、ぐっと気持ちを落ち着かせました。
犬童監督が、エキストラの前で光くんとティナちゃんを紹介して、光くんは控え目に会釈をしました。
その後、撮影準備の間、光くんは新婦側の前方に用意された席で待機していました。私はバレないように、正面を向いているフリをしながら、ずっと横目で光くんを盗み見ていました。もし光くんと目が合って、ずっと見てる事がバレたらすごく気持ち悪がられるだろうと思ったので、見てないフリを装いながら、でもやっぱり見てる……今思い返しても、我ながら本当に気持ち悪いですね…笑
光くんは静かに撮影待ちをしていましたが、合間にペットボトルの生茶を飲んでいて、その日たまたまかもしれませんが、光くんは緑茶は生茶派なのかな?と思い、それから私も勝手に生茶派になりました。
あとはメイクさんと仲良さそうな雰囲気だったので羨ましいなぁと見ていました。

エキストラを入れた撮影シーンは、普通の結婚式が始まるはずが、ユリちゃんの父親の鉄山の企みにより、いつの間にか参列者が全員、鉄山の手下の黒服の男達に変わっているというシーンでした。
参列者が全員黒服の男達というシーンを撮りたくて、男女比1対1ではなく、女性エキストラの倍の数、男性エキストラを募集していたわけです。
しかし人数が集まらなかったので、結局女性エキストラが、普通の参列者の格好で撮影した後、黒スーツに着替えて、髪をひとつに縛り、男装?してそのシーンに加わりました。本物の男性が参列者席の前半分くらいまで座り、男装した女性エキストラが後ろ半分に座りました。なので後ろの方は、遠目で見て恐らく男性なのかなぁ?くらいに見えれば問題ない感じでした。

せっかく美容院で巻いた髪を容赦無く後ろでひとつに縛り、何の洒落っ気もない真っ黒のパンツスーツを着た格好でいる時が、私が光くんに人生で一番近づいた瞬間でした。
距離で言えば2メートルくらいかな。私はこの時新郎側の参列者席に座っていました。
加賀見が鉄山との戦いを終えて息を切らしながらユリちゃんと式場に入って来る場面の撮影で、光くんがバージンロードの途中で立ち位置などを打ち合わせしているのが、ちょうど私が座った席の真横くらいの位置でした。

間近で見る光くんは本当に鼻が高くて、本当に彫りが深くて、一般人の堀の深さとは全然レベルが違いました。
私も割と鼻が高いと言われる方なんですが、光くんがエベレストだとしたら、私は砂場で幼稚園児が作った山くらいの感じですね。
本当に、自分が顔の平たい族であることを痛感しました。
やっぱりアイドルって違うんだな〜。身の回りにいる、一般人イケメンとは違う次元のイケメンなんだなぁ〜。

ただ、近くで見る光くんの美しさに感動しながらも、いくらこんなに近い距離で見れても、当たり前だけど、光くんと自分の関係が近くなることは絶対に無いんだなぁと、冷静に実感している自分がいました。
満員電車で隣のおじさんと肩が触れても仲良くなることが無いように、いくら物理的な距離が近くなったところで、アイドルとファンの関係性が変わることはない。
そんなの当然だけど、光くんの一般人離れしたビジュアルを目の当たりにすると、それを身をもって感じました。

そう感じると、至近距離で光くんを見れたことはすごく嬉しいけど、同時にこのくすんだ自分の存在が恥ずかしくなるので、 やはり光くんはテレビの中の憧れの存在として愛でていくのが、自分のスタンスには合ってるなぁという結論に達しました。





アラサー鬼女がジャニオタに ⑥ダークシステム前編

前回は派閥の話に寄り道して、話が逸れてしまいました。

 
そういえば、この派閥移動の時期に光くんがチューボーですよにゲスト出演してましたね。しかもオンエア日はいのちゃんの誕生日でした。(2013.6.22)
まだお料理アイドルと呼ばれる前、かぼちゃドリアが上手く作れた話をしてくれたり、あとは堺さんのキャラを描いたり。八乙女光としてビールを飲む光くんを初めて見れて、ちょっと得した気分にもなりました。
今と違って、まだこの時期は、JUMPのメンバーが有名番組のゲストで出るって結構なイベントだったので、何度もリピートしたし、未だにハードディスク上に残してます。
 
2013年7月からは、光くんが唯一毎週確認できるスクール革命を糧に、毎日を過ごす日々が始まりました。スク革は、どうしてもやまちねの次に光くんという優先順位なので、モヤモヤすることもありますが、私にとっては光くんを初めてアイドル八乙女光として認識した番組なので、今でも特別な思い入れがある番組です。
特に2013年のスク革は、光くん単独のサバゲーロケ(2013.1013)や、春日さんとの未来のオリンピック選手と仲良くなるロケ(2013.1117)にも行ってて、八乙女担にとっては結構美味しい回がありました。
 
でも、やっぱり光くんをもっともっと見たい。週1じゃ足りない!!
 
そう思っていた頃、ビッグニュースが舞い込みました。
 
 
「ダークシステム 恋の王座決定戦」
そう、光くんの単独主演ドラマが決まったのです!
光くんの演技がきっかけで、八乙女光沼にずるずると引き込まれて行った私にとっては、光くんが演技のお仕事をしてくれることが最高の喜びです。もちろん今でも。
 
情報公開より先に11月中旬頃、光くんが何やらドラマの撮影をしているらしい、という目撃情報がTwitterに流れ、それからドラマの詳細が出るまでは待ち遠しくてたまりませんでした。
 
 
そして、何を隠そう、この記念すべき八乙女光初単独主演ドラマに、私も共演させて頂くことができたのです!!
 
共演というのは大げさで、単なるエキストラなんですが…笑
このドラマの最終回の加賀見とユリちゃんの結婚式のシーンは、茨城県古河市の結婚式場で撮影されました。
結婚式のエキストラはネット掲示板で募集されていて、参列者を男女比2対1で確か計90人くらいで募集していたと思います。女性枠は直ぐに定員に達したようですが、男性枠60人がなかなか埋まらず、直前まで募集をかけていたと記憶しています。
平日夕方からだったので、私は当選する前からその日有休を取って万全の体制で応募しました。
しかし、撮影予定日前日くらいに、見事に落選メールが届きました。
まぁ元々当たるわけないと思っていたので、明日はゆっくり休むか!なんて思いながら、でもわざわざ落選を知らせてくれるなんて親切だなぁ〜って、何気なく発信者のメアドを見ていると、普通のフリーアドレスだと気付きました。
返信できない送信専用アドレスじゃなくて、返信できるメールアドレス。
せっかくだし、撮影頑張って下さいってメールしてみよう。そして、ついでに、明日は有休をとっているので欠員が出たらいつでも参加できます!というような内容も付け加えて送ってみました。
 
そしたら、何と!!
エキストラ当日の詳細が書かれた返信が来たのです!そして、内容を確認したら電話を下さいと、担当スタッフの方の連絡先がのっていました。
 
恐る恐るスタッフさんに連絡すると、明日の撮影の内容を説明され、黒シャツと黒のパンツスーツを持ってきてくれ、と言われました。途中で男装もしてもらうことになりますと。
結局男性エキストラが全然集まらず、女性参加者が男性役もしなくてはいけなくなったとのことでした。
 
そんな訳で男性エキストラが集まらなかったおかげで、まさかまさか、急遽飛び入り参加を許されることになりました。

アラサー鬼女がジャニオタに ⑤派閥編


東京ドーム公演以降の2013年のツアーは、またそれまでの様に、ネットに上がってくるコンレポを楽しみに過ごしていました。
このツアーでは、光くんがMC中にメンバーのキャラを描くというのをやっていて、毎回新しいぷぅの闇写を必死に探していたのを覚えています。

一方で2013年は大きな出来事がありました。

まず、JUMPが少クラを卒業したこと。そして、ヤンヤンJUMPが突然終了したこと。
少クラでは交代で司会を担当していたJUMPですが、突如として6月の収録から参加しなくなり、JUMPの番協募集欄からも消え、そのまま卒業というような形になりました。
ヤンヤンJUMPも、本当に何の前触れもなく、テレビ番組表の次週放送回にさり気なく「終」の文字がつき、え?誤植?リニューアル?何で?という感じでした。
しかも最終回も、番組内で最終回ということに特に触れられることは無く、やぶひかが石原良純さんとダムを見に行くというごく普通の(失礼)内容でした。
これを収録した時は、光くんも薮くんも、スタッフさん達も最終回になるとは思ってなかったのかもしれないな…と思うと、やるせない気持ちになりました。
でも同時に、またいつか復活するって気持ちを込めて、編集時にも、敢えてテロップやナレーション等で最終回とは入れなかったのかもしれないな、そうだったらいいな、とも思いました。

そんな中、ジャニーズフィルムフェスタの開催が発表されました。東京ドームシティホールで8月から開催されたフィルムフェスタは、JUMPが、城島くんから事務所のライセンスはデビュー5年で失効すると告げられ、先輩ジャニーズから色々学んで、ライセンスを更新するというような内容でした。(ざっくり言うと。)
そして、出演した先輩がいわゆるジュリー派閥のグループばかりだったので、直近の状況も含め総合的に考えて、JUMPは派閥を移動したのではないか、という話がまことしやかに語られるようになりました。

正直、私自身もともとかなり現実主義的なところがあるので、こういう夢の世界の舞台裏は極力見たくないというか、詳しく探っても冷めるだけなので、できるだけ深追いしたくない派なのですが、派閥移動はJUMP自身が望んだと言われていて、まあそれが真実なんだろうな、とは思っています。


ジュリー派閥になって、JUMPは飛躍的にテレビ露出が増えたし、CDも出してもらえるようになったし、飯島さんも退職してしまった今となっては、ほとんどのJUMPファンは、あの時派閥を移動して良かった、と思っていると思います。 

ただ私自身は、派閥が移動しようとしまいと、光くんの資質や魅力が変わるわけではないので、どちらが良かったのか、現時点で特に結論を持っていません。
どちらの派閥にも大なり小なりメリットデメリットがあったし、そもそも派閥なんて無く色んな先輩とお仕事ができる方が良いに決まってます。(SMAPとの共演を断たれてしまったのはすごく残念でしたし。)

これから先の芸能生活においても、光くんにとって、事務所の力が追い風になる時も逆風になる時も、どっちもきっとあると思うけど、光くんは風向きなんかに左右されないで、自分の信じた道を着実に進んで行って欲しい。
今はとにかく、そう願っています。


アラサー鬼女がジャニオタに ④初めての現場編

さて、年が明け2013年。

この頃になると、総合的に言って自分も一種のジャニオタなんだろうと自覚していましたが、FCに入ろうという気持ちはまだありませんでした。
FCに入ったら、何となく自分自身が光くんやJUMPを応援する事を義務だと感じてしまいそうで嫌でした。
あくまで自由意志で光くんを応援したい。
そしてこの時はまだ、そのうち光くん熱が冷めるだろう、とどこかで思っていたのかもしれません。(結局それからも光くん熱は加熱するばかりで、冷めたことは一度もないのですが!)

また、FCに入らなかったもう一つの大きな理由は、現場に行きたいとは思っていなかったからです。
光くんのファンであることも、一種のジャニオタであることも受け入れてはいましたが、やはりJUMPファンの若い子に混じってライブに行くというのはかなり高いハードルです。
今まで現場に行かなくても、ドリボやジャニワのレポだってしっかりチェックして光くんの活躍を感じていたし、テレビやライブDVDでも充分楽しめる。いわゆる茶の間ファンとして活動?を続けていくつもりでした。



そう…あの日までは…。


この年の4月から始まった全国へJUMPツアー。いつものようにブログやTwitterでレポを読んで楽しんでいました。
東京公演は5月にドーム2日間。しかしこれがなかなか埋まらないということで、JUMP界隈はざわつき始めました。
公演日まで1か月切ってからスーパージャンピングシートという伝説の(笑)席が発表された時は、自由意志で応援しているはずの私も「これは何とかして席を埋めないとダメだ」という、猛烈な義務感に駆られました。
実際、東京ドーム公演のチケットは、公演日間近になっても、一般発売で余裕で買える状況でした。
ドーム公演1週間前、私はセブンで1時間近く迷った挙句、ついに旦那と2人分のチケットを購入しました。


こうして、2013年5月12日、私は旦那とJUMPコンサート初参戦を果たしたのです。


肝心なライブの内容ですが、3年以上前の初現場を今更思い出そうとしても、詳細は全く覚えてないです、正直…笑


ただ、鮮明に印象に残っていることは、グッズを買う時に山ちゃんの在庫数と、他のメンバーの在庫数が明らさまに違っていたこと。山ちゃんが絶対エースだという認識はもちろんありましたが、山ちゃんグッズは、他のメンバーの3倍も4倍もストックがあって、こんなに人気の差があるんだ!と改めて知って純粋にびっくりしました。
あと、結局埋まらずに黒い布で覆って隠してあったスタンド後方の座席…。あれを見た時は胸をえぐられるような気持ちになりました。

そして史実として覚えているのは、カモナがシングルとして発売されることが発表された事。それからセクゾのFC発足もこの場で発表されていました。そう、後輩グループの力も借りて何とか座席を埋めたドーム公演でした。


初現場の感想を正直に言うと、やはり自分は茶の間ファンの方があってるな…という感じでした。
とにかく終始自分が場違いな場所にいる気がしてソワソワしていました。みんなが自然と発する歓声も、常に自我との葛藤があり、ただ黙って見ていたと思います。
少し言い訳すると、一般発売の席だったので、かなり遠かったし、周りも熱狂的な感じではなく、ノリすぎると逆に浮いてしまう様な雰囲気もありました。
生で光くんを見れるのはもちろん嬉しかったけど、それ以上に、あの時は自分の場違い感が気になってしょうがなかった…


ただ、今になって考えると「どんだけ自意識過剰なんだ!誰も何も気にしてないし、むしろ自担しか見てないわ!」って思いますけどね。

そう、あの時これで最後だと思っていた現場でしたが、結局それは始まりにすぎなかったのです…笑

アラサー鬼女がジャニオタに ③最後の抵抗編

自分が光くんのファンであると認めた当時、大学の同期にまず話したと思います。

久しぶりに会う同期達にそんな報告をするくらい、私にとってジャニーズの誰かを好きになるというのは異常事態でした。
でもジャニーズって意外と市民権?を得てて、そこまで驚かれなかったのは予想外だったかな。(この時、私の親友も大学時代、実は嵐のファンクラブに入っていたと判明したので、むしろそっちの方がびっくりでした。)
あと、意外に光くんの認知度が高いことも嬉しい誤算でした。同世代の友人は、金八先生のしゅうやスク革で、光くんを知っている人が結構いました。(やはり私はエンタメに特に疎い人間だったようです)

ただ当時の私は「八乙女光くん」が好きなだけで、ジャニーズが好きなわけではないし、ましてやジャニオタでは決してない、という最後の抵抗をしていました。

とはいえ、光くんを好きだと認めてから、毎日がキラキラするようになった感覚がありました。日ごろ泥臭い営業をやっていた私にとって、テレビでキラキラ輝く光くんを見ることが最大の癒しでした。
この年のMステスーパーライブ(2012.12.21)でJUMPがビトラを披露した時、光くんがした背面ピースは何度リピートしただろう。
それから、その直後の火曜曲SPのジャニーズメドレー(2012.12.25)。山ピーに抱きついて甘える光くんや、吾郎さんに絡んで貰えない光くん、NAI・NAI 16で中居くん香取くん草なぎくんのバックでニッコニコ笑いながら踊る光くん、先輩との共演で新たに見れる光くんの表情にただただ夢中になりました。

やはりジャニーズと光くんは切り離すことはできないんだな…そういう気持ちも芽生え始めました。

別にジャニーズそのものに、好き嫌いという感情はありませんでした。
でも、一般的なイメージで、実力がなくても事務所の力でごり押しされて仕事貰えるんだろうなってネガティブな印象があったのは事実です。まぁ、この部分は現在でも変わらない認識ですが。
ただJUMPを知って1番びっくりしたのは、みんな歌もダンスも普通に上手い!という事。今思うと失礼だけど、いい意味でジャニーズのイメージを変えてくれました。
あとジャニーズでも当然のようにバラエティ力が求められている時代に、JUMPはそれが苦手。私はそれが逆にJUMPの魅力だと感じていました。
JUMPの人気が上がらないの理由として、当時からキャラがないとかトーク力がないとか、そんな風に言われていましたが、私は無理に大衆に消費されるような存在にはならなくていいと思っていました。
彼らのキラキラ感は、真似をしてできるようなものじゃない…天界人の彼らが愚民どもに迎合する必要などない!そんな風にすら感じていました。
こうして、気付けば光くんだけでなく、JUMPというグループの持つ雰囲気も大好きになっていました。
もちろん売れてほしいし、もっともっとテレビでも見たいとは思っていましたが、でもそれで彼らがバラエティ力を磨く、という選択肢になるなら、それは違う。彼らなりのやり方を見出してほしい、そんな気持ちで応援していました。

JUMPファンだと言うと、「どういうとこが好きになの?」って、よく聞かれました。「とにかくキラキラしてるから」私はいつも、そう答えていました。

アラサー鬼女がジャニオタに ②葛藤編

ジャニーズとの接点といえば、小中学生の頃、友達の影響でちょっとSMAPが好きだったくらい。その当時は中居くん。でも田舎の中学生だった私は、テレビで中居くんを見るだけで満足でした。小中学生で芸能人を好きになるって、一種の通過儀礼的なもので、ある程度みんな経験するんじゃないかな。私もそんな感じだったと思います。

そして高校進学と同時に、芸能人に熱を上げるような事は自然となくなりました。

それ以降、誰か気になるタレントがいたことはありません。


特に大学生になってからは、テレビすらまともに見なくなったし、エンタメ情報にはかなり疎い方だったと思います。

社会人になっても、テレビは付けているだけで、意志を持って見る対象ではなかったかな。


だから光くんが突然気になり始めたことにはしばらく葛藤がありました。

深入りはやめておこう。いい大人がジャニーズの、しかも自分より6歳も年下のアイドルにキャーキャー言ってるなんて。何より私のキャラじゃない。

でも医者僕が終わってからも、やっぱり気になる気持ちは変わらず、毎週のスク革とヤンヤンJUMPが密かな楽しみになっていました。

2012年当時、ライトなファンになりかかっていた私にとって、毎週光くんが見れる番組があるというのは大きな意味を持っていました。

しかもスク革でもヤンヤンJUMPでも歌コーナーがあったので、光くんのアイドルとしてのパフォーマンスを見てどんどん光くんの魅力に惹かれていきました。


気付けば、光くんのことをネットで調べるようになりました。光くんの番組出演情報、ファンの方のブログ、Twitterでつぶやかれていること。

誰かのファンのことを「担当」と呼ぶこと。ファンを辞めることは「担降り」で、コンサートは「魂」と略されること。(こういうジャニオタ用語も、最初はかなり抵抗がありました)

Ya-Ya-Yahというグループがあったこと。そこで光くんは薮くんと一緒にJr.のトップを張っていたこと。やぶひかのこと。JUMPのグループの成り立ちと、メンバーの関係性…。

ネットに上がってるJUMPartyを探して見たり、JUMPaperの存在を知ってジャニーズwebに登録したり。(そういえば、当時ちょうど光くんと某モデルさんとのディズニーデート情報がTwitterに上げられててすごい騒ぎになってたけど、この時私はまだ半分外野な気持ちだったので、まあ20代前半のイケメンが彼女いない訳ないだろ〜!とも思ってました。)


そうやってちょっとずつ、光くんの知識、ジャニーズの知識、JUMPの知識を増やしながらも、まだ私は、自分を「八乙女担」と名乗ることは出来ませんでした。


そして、その葛藤を打ち破ったのは、JUMPWORLDのDVDを観た時でした。(もうDVD買ってる時点でファンと認めろよ!って話ですが)

そのライブDVDを見て、光くんが1番輝く場所は、歌って踊れるライブなんだと思いました。彼の職業はやはりアイドルなんだと。

光くんの演技がきっかけで光くんに惹かれたけど、アイドルをしている光くんの丸ごとを応援したい。キラキラ輝く光くんをもっともっと見たい。

光くんを知ってから7ヶ月経ってようやく、私は光くんのファンである自分の気持ちを受け入れました。