You are my light

八乙女光くんを応援しています

アラサー鬼女がジャニオタに ⑦ダークシステム後編


2013年12月17日
一応結婚式の参列者ということで、美容院で髪を巻いてもらい、都内の自宅から、車で1時間半かけて茨城県古河市に向かいました。

因みにこの時点でも、まだ私はFCには入っておらず、八乙女担の友達もおらず、というかジャニオタの友達すらいなかったので、エキストラがどんな感じなのかも全く何も分からず、考え出すと色々不安が出てきましたが、ただひたすら光くんに会いたいという気持ちで車を飛ばしました。

エキストラの女性は、光くんファンorJUMPファンだと思われる20代前後の女性達(私も当時はギリギリ29歳でした)と、色々なエキストラに参加している常連の方達という2パターンいたと思います。女性は全員で30人くらいだったかな?
受付を済ませてソワソワしていると、よく一緒にエキストラに参加しているという女性2人組が「八乙女くんが好きなの?」とフレンドリーに話しかけてくれました。美容院で髪をセットして、綺麗めワンピースを来て、ファンじゃないとは言えないような気合い十分な格好をしていた私ですが、「好き」という言葉は何だか気恥ずかしくて「好きというか、応援してます…」と答えました…笑
結局、他の光くんファンに交じって、自分も八乙女担と名乗る勇気はその当時の私には無くて、エキストラの常連さん達と行動させてもらうことにしました。それに光くんファンは、多分友達同士で参加している子がほとんどだったのかな、思います。

結婚式場のチャペルでは、新婦側の参列者席の前から5列目くらいの端っこの席に座りました。(その後カットごとに2回くらい座席移動がありましたが)
光くんとティナちゃんがチャペルに入ってきたときは、ただただ感動しました。
こんなに近くで光くんを見れるなんて!と心の中では大興奮でしたが、撮影の邪魔にだけはならないようにと、ぐっと気持ちを落ち着かせました。
犬童監督が、エキストラの前で光くんとティナちゃんを紹介して、光くんは控え目に会釈をしました。
その後、撮影準備の間、光くんは新婦側の前方に用意された席で待機していました。私はバレないように、正面を向いているフリをしながら、ずっと横目で光くんを盗み見ていました。もし光くんと目が合って、ずっと見てる事がバレたらすごく気持ち悪がられるだろうと思ったので、見てないフリを装いながら、でもやっぱり見てる……今思い返しても、我ながら本当に気持ち悪いですね…笑
光くんは静かに撮影待ちをしていましたが、合間にペットボトルの生茶を飲んでいて、その日たまたまかもしれませんが、光くんは緑茶は生茶派なのかな?と思い、それから私も勝手に生茶派になりました。
あとはメイクさんと仲良さそうな雰囲気だったので羨ましいなぁと見ていました。

エキストラを入れた撮影シーンは、普通の結婚式が始まるはずが、ユリちゃんの父親の鉄山の企みにより、いつの間にか参列者が全員、鉄山の手下の黒服の男達に変わっているというシーンでした。
参列者が全員黒服の男達というシーンを撮りたくて、男女比1対1ではなく、女性エキストラの倍の数、男性エキストラを募集していたわけです。
しかし人数が集まらなかったので、結局女性エキストラが、普通の参列者の格好で撮影した後、黒スーツに着替えて、髪をひとつに縛り、男装?してそのシーンに加わりました。本物の男性が参列者席の前半分くらいまで座り、男装した女性エキストラが後ろ半分に座りました。なので後ろの方は、遠目で見て恐らく男性なのかなぁ?くらいに見えれば問題ない感じでした。

せっかく美容院で巻いた髪を容赦無く後ろでひとつに縛り、何の洒落っ気もない真っ黒のパンツスーツを着た格好でいる時が、私が光くんに人生で一番近づいた瞬間でした。
距離で言えば2メートルくらいかな。私はこの時新郎側の参列者席に座っていました。
加賀見が鉄山との戦いを終えて息を切らしながらユリちゃんと式場に入って来る場面の撮影で、光くんがバージンロードの途中で立ち位置などを打ち合わせしているのが、ちょうど私が座った席の真横くらいの位置でした。

間近で見る光くんは本当に鼻が高くて、本当に彫りが深くて、一般人の堀の深さとは全然レベルが違いました。
私も割と鼻が高いと言われる方なんですが、光くんがエベレストだとしたら、私は砂場で幼稚園児が作った山くらいの感じですね。
本当に、自分が顔の平たい族であることを痛感しました。
やっぱりアイドルって違うんだな〜。身の回りにいる、一般人イケメンとは違う次元のイケメンなんだなぁ〜。

ただ、近くで見る光くんの美しさに感動しながらも、いくらこんなに近い距離で見れても、当たり前だけど、光くんと自分の関係が近くなることは絶対に無いんだなぁと、冷静に実感している自分がいました。
満員電車で隣のおじさんと肩が触れても仲良くなることが無いように、いくら物理的な距離が近くなったところで、アイドルとファンの関係性が変わることはない。
そんなの当然だけど、光くんの一般人離れしたビジュアルを目の当たりにすると、それを身をもって感じました。

そう感じると、至近距離で光くんを見れたことはすごく嬉しいけど、同時にこのくすんだ自分の存在が恥ずかしくなるので、 やはり光くんはテレビの中の憧れの存在として愛でていくのが、自分のスタンスには合ってるなぁという結論に達しました。